アルカリ×塩基性超高彩度を低リスクで実現！使いこなしガイド

2023.08.22

アルカリ×塩基性　超高彩度を低リスクで実現！使いこなしガイド

ハイトーンカラー徹底攻略
Author:仲村早織

アルカリ×塩基性使いこなしメインビジュアル

オーダーの多いブリーチオンカラー。
ブリーチオンカラーの選定について悩ましいポイントとして、
・色落ちに不満が出る
・鮮やかな色が出ない
・なるべくダメージしたくない
等があげられますね。

正しい薬剤の選択や組み合わせで、もっと顧客満足度を高められるはず！
ということで今回は塩基性カラーとアルカリカラーの使い分け・組み合わせをテーマに深堀します！

目次: アルカリカラーの特徴; 塩基性カラーと比較した違い; 塩基性カラーの特徴; アルカリカラーと比較した違い; リスクを減らし、高彩度を実現する最適なカラー選定と組み合わせ; アルカリカラーと組み合わせて使える塩基性カラー; 資生堂カラーミューズ; ミルボンエノグ; ルベルエドルYOYO（一部のラインのみ）; 残留しにくい塩基性カラー; ホーユーソマルカラボ; 塩基性カラーに負けないくらい彩度の高いアルカリカラー; 中野製薬キャラデコアクリルカラー; b-ex ティントバー; シュワルツコフファイバープレックスカラーピラミンゴ; ホーユー IROJIKAKE

アルカリカラーの特徴

まずはそれぞれのカラーの特徴から整理します。
最もメジャーなカラー剤の種類、アルカリカラーですが、キューティクルを開いて染料を内部に浸透させ、髪の出入り口より大きな分子になるため、染料が内部にとどまり、他のカラー剤より色持ちがいいのが特徴です。
反面、キューティクルを開くので、ダメージがあるのも否めないところですが、現在はプレックス系と組み合わせてダメージを軽減されてるサロン様も多いですよね。

アルカリカラーイメージ

塩基性カラーと比較した違い

・塩基性ほどは鮮やかではないが比較的長持ち
・ゆるやかに抜けていくから褪色がキレイ
・比較的柔らかな色味が特徴
・施術時間が長い（30分程度）

塩基性カラーの特徴

ひと昔前は一部のマニアックなサロン様が仕入れるアイテムという印象でしたが、ハイトーンブームの広がりに伴い、2022年頃から、種類が増えてきている塩基性カラー。
ブリーチオンカラーに使用されることが多く、高彩度でビビッドな発色が特徴です。
アルカリを使用していないので、キューティクルを開くことなく＝ダメージが少ないのも特徴ですが、逆にダメージ毛でないと染まらないのも特徴です。
ですので、ブリーチを何度もした髪にはもってこいのカラー剤と言えます。

塩基性カラーイメージ