IROJIKAKE(イロジカケ)｜ニュアンス色～ビビット色まで短時間で実現できるブリーチ毛専用ジェルカラーbyホーユー

2022.06.17

IROJIKAKE(イロジカケ)｜ニュアンス色からビビット色まで放置時間5分で実現

カラー剤
Author:陽田麗央

IROJIKAKE TOP画像

5分で染まる！ブリーチ毛専用のカラー剤「IROJIKAKE」がhoyuさんより新発売！

髪なじみの良いとろりとしたジェルベースで、ラインナップはベージュライン9色＆高彩度ライン7色＆クリア1色。
時短を叶えながら幅広い色表現が可能で、みずみずしくツヤめくような「水光感」を纏わせていく。
遊びゴコロとキレイを両立させる大注目のカラー剤です。

目次: 市場背景とIROJIKAKEについて; IROJIKAKE３つの特徴; ①ブリーチ毛に合わせた色作りと脱染性能; ②時短施術を叶える発色スピードと操作性; ③ダメージに配慮した薬剤設計; カラーラインナップ; BEIGE LINE; VIVID LINE; デジタルカラーガイド; 使用方法と施術時間; 使用上の注意点; こんなお客様にオススメ; サロン様にオススメ; 今回ご紹介した商品一覧

市場背景とIROJIKAKEについて

ブリーチ剤の市場規模がここ4年で、なんと2倍以上になっており、お客様の認知度や要望も高まっています。
ブリーチオンカラー需要が高まる事で客単価が上がる一方、時間生産性に課題を持つサロン様もいらっしゃるかと思います。

そのような背景から開発されたのが、このIROJIKAKE。

irojikake_img

IROJIKAKEは水光感ジェルカラーでブリーチ毛への幅広い色表現を、みずみずしくツヤめく発色で叶えます。

（悩み①）色づくりが難しい…
→ブリーチ毛特有のアンダートーンを考慮した色設計なので、薬剤選定が楽にできます。

（悩み②）塗りにくい…
→ジェルカラーは伸びが良く、素早く毛髪に馴染みます。

（悩み③）時間がかかる…
→5分放置でしっかりと発色します

（悩み④）ダメージする…
→アルカリ量を最小毛に抑えた処方です。

＜コンセプト＞
ニュアンス色～ビビット色まで短時間で叶える、ブリーチ毛向けジェルカラー
色で仕掛けるわたしを仕掛ける。ブリーチオンカラーを次のステージへ。

ここまでだけでも非常に期待値が高い商品ですね！
ここからはもう少し深堀してIROJIKAKEの特徴をご紹介していきます。

IROJIKAKE３つの特徴

①ブリーチ毛に合わせた色作りと脱染性能

ブリーチオンカラーの2大需要である
・全頭ブリーチの際に需要が多いベージュライン
・ポイントデザインの際に需要が多いビビッドライン
をラインナップ。
すべて酸化染料で作られている為、脱染剤を使用すればカラーチェンジも容易に行えます。

②時短施術を叶える発色スピードと操作性

放置時間5分～施術可能な発色スピード、ウェット毛に相性がよく浸透力の高いジェル基材なため、塗布スピードがUP。放置時間＋塗布時間ダブルで時短が可能となります。

③ダメージに配慮した薬剤設計

ブリーチ力を持たない最小限のアルカリ量な為、ダメージを最小限に抑制します。
また、ジェル基材で浸透力・薬剤の伸びが良い為塗布による摩擦ダメージも軽減します。

ブリーチ処理した毛髪に対し各サンプルを5回処理

当社のアルカリタイプのヘアカラーよりもキューティクルの浮き上がりを抑え、毛髪表面の損傷を抑制します。

ダメージ抑制2

IROJIKAKEで施術することで、毛髪強度を損ないにくく、切れ毛や角なダメージが起きやすいブリーチ毛との相性が良いです。

カラーラインナップ

BEIGE LINE

ブリーチ毛特有のアンダートーンを考慮した色設計で、ニュアンスの違う多彩なベージュ色調を表現できるラインアップ。
各色16レベルのアンダートーンに使用することを想定した色調設定をしています。

beige-line

※実際の染め上がりの色は、地毛の色により多少異なります。また、上記はイメージのため実際の色とは多少異なります。
※このカラーガイドは5分放置で染めたときの標準色です。
※ブリーチのダメージによるカラーの吸い込みも考慮している為、特に寒色系は18レベルの方が濃い仕上がりイメージになっています。

▶カラーチャートのPDFはこちらから

BEIGE LINEウィッグ染毛イメージ（on 16Lv）

VIVID LINE

アンダートーンを気にせず、高彩度な表現を可能にした色設計。酸化染料のみを使用しているため、カラーチェンジがしやすく、デザイン提案の幅が広がるラインアップ。
各色16レベルのアンダートーンに使用することを想定した色調設定をしています。

vivid-line

アンダートーンを気にせず、高彩度な表現を可能にした色設計。酸化染料のみを使用しているため、カラーチェンジがしやすく、デザイン提案の幅が広がるラインアップ。
各色16レベルのアンダートーンに使用することを想定した色調設定をしています。

▶カラーチャートのPDFはこちらから

VIVID LINEウィッグ染毛イメージ（on 16Lv）

デジタルカラーガイド

IROJIKAKEの色のすべて。

IROJIKAKEで表現可能な385色を収録。直接的な操作で、仕上がりイメージを確認・共有することができます。

▶デジタルカラーガイドはこちらから

使用方法と施術時間

使用方法

1.カウンセリング・薬剤選定
お客様のイメージする仕上がりを叶えるため、髪質や毛髪状態、頭皮の状態などを確認します。カウンセリングの結果に基づき、使用薬剤を選定します。
ジェルカラーはクリームタイプの薬剤よりも伸びが良いため、緩く感じやすい傾向があります。
※使用する2剤は、必ずプロオキサイド2％をご使用ください。

1.カウンセリング薬剤選定

2.ブリーチ後、流した毛髪をタオルドライ
流した毛髪を水が垂れないようにしっかりとタオルドライをします。
※タオルドライが甘いと、薬剤が垂れ落ちる原因となります。

2.タオルドライ

3.薬剤調合
毛髪の状態と求める仕上がりの色を考え、使用薬剤を決定します。
IROJIKAKE1剤とプロオキサイド2％を1：1で調合し、良く混ぜて使用してください。

＜POINT＞
1剤と2剤を混ぜた直後はジェルの粘性が緩い状態です。
2分程度放置することでジェルの粘度が上がり、ハケ塗りがしやすくなります。

※寒色系を使用する場合、毛先のダメージ部分などに色が入りやすい傾向があります。事前に毛先のダメージ部分にCLを塗布しておくなど、対策をしておきましょう。

＜推奨使用量＞
ロング：80g
ミディアム：60g
ショート：40g
※全て1剤、2剤の混合量

4.塗布
塗布時は手袋を着用してください。
塗布の方法や順番は、毛髪の状態や使用薬剤によって判断します。

＜ハケ塗り＞
全頭ブリーチ後のオンカラー施術やミディアム～ロングヘアなどに適したテクニック
早く正確に塗布するために、毛髪を４つのセクションに分け、塗布していきます。
※基本の塗布：A⇒B⇒C⇒D　根元を塗布後、続けて中間～毛先を塗布していきます。
※使用薬剤や求める仕上がりの色により、根元に使用する薬剤はCLで調整してください。

ハケ塗りイメージ

※ジェルカラーは毛髪裏面への薬剤の浸透性が高く、厚めのスライス幅でも薬剤がしっかりと届くため、中間～毛先を塗布する際は、極力コーミングはせずに薬剤が浸透するように指で馴染ませながら塗布してください。

＜シャンプー台塗布＞
デザインカラーなどの部分的なセクションやショートヘアなどに適したテクニック
お客様を寝かせた状態のまま使用薬剤を指先ですくい取り、根元全体に塗布していきます。根元を塗布後、続けて中間～毛先に塗布して全体を馴染ませていきます。最後に軽くコーミングで整えてもOKです。
※手のひらに薬剤を取ると根元に薬剤がつきにくく、塗布ムラの原因になります。
※シャンプー台での施術は塗り分けが難しいため、塗布前にムラが多い場合は、ハケ塗りに切り替えましょう。
※全頭ブリーチの根元塗布は、シャンプー台では色が定着しにくいので、ハケ塗りを推奨します。
※ネープなど見えにくい部分は、塗り残しが出やすくなりますので細目にチェックしておきましょう。

シャンプー台塗布イメージ

5.放置
毛髪の状態と使用薬剤、求める仕上がりを考え、5分～15分自然放置します。
※最短の発色時間：５分

6.流し
しっかりと乳化した後、シャンプーを行い、コンディションと色持ちを良くするためにトリートメントを塗布して仕上げます。
※ビビッドラインは液色が強いため、染毛後、暫くの間ご自宅でのシャンプー時のお湯に色が付いたり、タオルに色が付くことがありますのでご注意ください。

irijikake_howto

施術時間イメージ

前頭ブリーチプロセスイメージにおける「IROJIKAKE」と「同社クリームカラー」との施術時間の違い

＜ドライ時間＞
同社クリームカラー：10-15分
IROJIKAKE：1-2分

＜根本塗布＞
同社クリームカラー：7-10分
IROJIKAKE：3-5分

＜毛先塗布＞
同社クリームカラー：10-15分
IROJIKAKE：シャンプー台塗布1-2分 or ハケ塗り3-5分

＜放置＞
同社クリームカラー：20-30分
IROJIKAKE：5-15分

施術時間のイメージ

※最大70分の施術時間の短縮が可能。お客様のストレスを最小限に美容室の生産性も向上します！

使用上の注意点

・16LVアンダーに対して染料設計している為、低いアンダーレベルに施術すると仕上がりのイメージは異なります。
・ドライ毛に使用すると塗ムラが起こりやすく、薬剤を多く必要とする場合があります。
・ブリーチ毛向けの為、必要最低限のアルカリ量しか含まれていません。対象毛以外（白髪など）に使用する際は毛髪膨潤等考慮して使用して下さい。