商品情報
【ANCES/アンセス】シンプル工程でしっかりかかる酸性パーマ&ストレート
Editor
仲村 早織
2020.11.17 Tue
高明度・高彩度・ダブルカラー・・・と、どんどん多様化するカラーにとって、アルカリは必要不可欠な存在ですね。
カラーがアルカリなら、パーマは酸性でバランスをとってあげることがお客様の髪を守ることになるのではないでしょうか?
アルカリパーマは技術より薬剤で出来ることの割合が多いですが、同時に髪が受けるダメージのリスクも低くありません。
酸性パーマなら、薬剤自体で出来るのは還元・酸化のみですが、技術次第で誰にもできない唯一無二の仕上がりを実現できます。
今回は、酸性領域でシンプルにしっかりと施術ができる酸性パーマ&ストレート、「ANCES/アンセス」のご紹介です。
ANCES/アンセスの3つの特徴
アンセスが他のパーマ液と違う3つの特徴をご説明いたします。
①等電帯でパーマがかけられる
結合は切れた場合100%元通りになるとは考えにくいので、その分ダメージを気にしないといけないですが、アルカリパーマが水素結合+イオン結合+SS結合なのに対して、酸性パーマは水素結合+SS結合と、操作する結合の数が少ないので、髪に対する負担の少ないやさしい施術が可能です。

②幅広い薬剤混合による可能性
溶剤の種類がリキッドタイプ(コールドパーマ用)、ジェルタイプ(ホットクリープパーマ用)、クリームタイプ(ストレート・デジタルパーマ用)が用意されており、どのような施術にも対応可能。
pH6.8と7.8の溶剤も準備してあるので、パワーコントロールも可能です。

混合黄金比率はこちら↓↓↓

<ウェーブ効率>
使用毛束/ストレートパーマ(アルカリチオ系)とカラーを数回施術したダメージレベル3~4の毛束を使用。


<伸びの比較>
縮毛矯正用ナオミウィッグを混合違いのアンセスで伸ばしたデータ。

③多層還元のよるバランスの良さ
GMTとスピエラを主体とし、溶剤にはシステイン・アセチルシステイン・チオグリセリンなど複数の還元剤が助剤として入っています。
バランスよく配合することで美しく均一なカールをつくることが可能です。
■デジタルパーマBefore & After■

■ストレートBefore & After■

施術プロセス
コールドパーマ
①ドライカウンセリング後、プレシャンプー②前処理後、ウェットカウンセリング
③薬剤選定をしてワインディング
ロッド選定は、通常のロッド選定よりも1~2段落とし、テンションをかけてワインディングしてください。

④1液塗布後、放置して還元チェック(テストカール)
自然放置で10分~15分放置します。
⑤中間水洗必ずシャンプー台で行ってください。
⑥2液処理をしてロッドアウト2液を2回に分けて塗布します。
放置時間は1回目5分、2回目10分です。
⑦プレーンリンスをして後処理をして仕上げホットクリープパーマ
①ドライカウンセリング後プレシャンプー②前処理をしてウェットカウンセリング
③薬剤選定をしてワインディング
基本的には付け巻きでワインディングします。
ワインディング後には塗布しないので、付けムラのないようにしてください。
また、なるべく最小限のロッド本数でワインディングし、ワインディング時間も早くしてください。

④加温
デジ機を使用して加温します。
温度は50℃~60℃で、加温時間は5~7分が目安です。
⑤還元チェック後、中間水洗
中間水洗は必ずシャンプー台で行ってください。
⑥2液処理をしてロッドアウト
2液を2回に分けて塗布します。
放置時間は1回目5分、2回目10分です。
⑦プレーンリンス、後処理をして仕上げ
ホットパーマ
①ドライクンセリング後プレシャンプー②前処理をしてウェットカウンセリング
③薬剤選定をして塗布し、放置
毛先などのダメージが強い部分は、弱い薬液に変えたり、時間差で塗布するなどして負担がかからないようにご注意ください。
薬液を塗布した部分に対して3~4回転巻けるロッドを還元チェック用に2~3本巻いておきます。
放置タイムは10分が目安ですが、毛髪の状態によって増減してください。

④還元チェック後中間水洗、シャンプー
放置タイム終了後、還元チェック用に巻いておいたロッドを優しく外し、ループの大きさを確認します。
ループの大きさが巻いておいたロッドの約1.5倍程度の径になっていれば還元完了です。
シャンプー台で1液をしっかり流し、軽くシャンプーします。
⑤ワインディング
デジ機専用のロッドを使用してワインディングします。
⑥乾燥チェック後クーリング
ロッドを2~3ケ所外して乾燥具合を確認します。
毛先まで適度に乾いていれば、コードを外してロッドと毛髪を常温までクーリングします。
ロッド及び毛髪が温かい状態では、2液を塗布しないでください。
⑦2液処理をしてロッドアウト
2液を2回に分けて、ロッドを1本ずつ丁寧に塗布します。
放置時間は1回目5分、2回目10分です。
⑧プレーンリンス、後処理をして仕上げ
放置時間終了後ロッドアウトし、シャンプー台で2液をしっかり丁寧に洗い流します。
ストレートパーマ
①ドライカウンセリング後プレシャンプー②前処理をしてウェットカウンセリング
③薬剤選定をして塗布、放置
ワンパネルずつ根元を1cm程度あけて塗布します。
薬液を塗布した部分に対して3~4回転巻けるロッドを還元チェック用に2~3本巻いておきます。
放置時間は10~15分が目安です。

④還元チェック後、中間水洗、シャンプー
放置タイム終了後、還元チェック用に巻いておいたロッドを優しく外し、ループの大きさを確認します。
ループの大きさが巻いておいたロッドの約1.5倍程度の径になっていれば還元完了です。
シャンプー台で1液をしっかり流し、軽くシャンプーします。
⑤ドライしてアイロン
根元を中心に温風で50%程度乾かした後、全体を冷風で乾かします。
触ると少し水分が残っているように感じる程度の水分を残します。ハイダメージの場合はしっかり乾かしてください。
その後、180℃の設定したアイロンで処理します。
クセの強い部分はプレス式、クセの戻りがない部分などはスルー式が基本です。
アンセスのストレートパーマで最も重要な水分コントロールとアイロンワークについてのメーカーさんの動画です↓↓↓
⑥2液処理をしてロッドアウト
ワンパネルずつ丁寧に塗布します。
放置時間は15分が目安です。
⑦プレーンリンス、後処理をして仕上げ
商品ラインナップ
柔らかさとハリ感、両方を実現する2つの高濃度還元剤

■アンセス アシッド SP22 100g
・柔らかさを求める髪へ
・低臭処方スピエラ
・スピエラ濃度22%
疎水性と親水性の両方の性質を持つ両親媒性なので、従来の還元剤より毛髪になじみやすい還元剤です。また、分子構造が平面的なため、毛髪に負担のかかるアルカリによる坊順をさせなくても、毛髪内部に浸透します。その特徴により、低pHでも十分な還元力を発揮し、カール形成や縮毛矯正が可能です。独特な柔らかい質感に仕上がるのもスピエラの大きな特徴です。

■アンセス アシッド GMT66.6 200g
・ハリ感を求める髪へ
・低臭処方GMT
・GMT濃度66.6%
スピエラと同じく両親媒性なので、疎水性部分から親水性部分にしっかり浸透し、反応することができる還元剤です。酸性領域でも十分な還元力を発揮し、チオグリコール酸と同じようなハリのあるリッジの効いたカール形成力があり、施術臭と残臭が少ないのが特徴です。GMTが持つ保水力によってクリープ効果が期待できるため、酸性ストレートや酸性ホットパーマをシンプルに施術できます。
酸性施術を可能にする高機能リキッド溶剤
・主にコールドパーマプロセスに使用
・髪になじみやすく使い勝手の良い形状
・クリーム・ジェルの粘性調整にも使用可能
・多層還元実現のための還元剤配合(システイン・アセルシステイン・チオグリセリン)

還元剤混合時に、等電帯になるように調整されたリキッドタイプの溶剤です。少量の還元剤を配合し等電帯領域での多層還元を安定して行います。配合したスタイルアシストポリマーの優れたカール保持力と縮れ防止効果で、きれいで艶のあるカールを作ります。

還元剤混合時に、微酸性(pH6前後)になるように調整されたリキッドタイプの溶剤で、アシッド6.8Aと同様に少量の還元剤とカール保持成分のスタイルアシストポリマーを配合しています。アシッド6.8Aの対応範囲よりもしっかりした撥水性の残る髪質に使用するための、浸透性の高い薬液を作ることができます。
酸性施術を可能にする高機能ジェル溶剤
・主にホットクリープパーマプロセスに使用
・熱による補修成分や、カール保持成分配合
・髪になじみやすく水洗で流れやすい粘性
・ポイントパーマでも活躍
・多層還元実現のための還元剤配合(システイン・アセルシステイン・チオグリセリン)

還元剤混合時に、等電帯になるように調整されたジェルタイプの溶液です。少量の還元剤を配合し等電帯領域での多層還元を安定して行います。熱を加えることで補修効果のあるエルカラクトンや、優れたカール保持力と縮れ防止効果のあるスタイルアシストポリマー、ダメージ部分を選択的に補修できるカチオン化セルロースを配合しています。

還元剤混合時に、微酸性(pH6前後)になるように調整されたジェルタイプの溶剤で、アシッド6.8Aと同様に少量の還元剤と、熱による補修成分やカール保持成分などを配合しています。アシッド6.8Aの対応範囲よりもしっかりした撥水性の残る髪質に使用するための浸透性の高い薬液を作ることができます。
酸性施術を可能にする高機能クリーム溶剤
・主にストレート、デジタルパーマプロセスの使用
・熱による補修と艶向上成分を配合
・還元剤と混ざりやすく塗布しやすい粘性
・多層還元実現のための還元剤配合(システイン、アセチルシステイン、チオグリセリン)

還元剤混合時に、等電帯になるように調整されたクリームタイプの溶剤です。少量の還元剤を配合し等電帯領域での多層還元を安定して行います。熱に反応するメドウラクトンやエルカラクトン、ヒートアシストポリマーを配合することで熱から髪を守り、多機能性ハイブリッドポリマーや水飴の効果により、保水力と艶も向上します。

還元剤混合時に、微酸性(pH6前後)になるように調整されたクリームタイプの溶剤で、アシッド6.8Aと同様に少量の還元剤と、熱による補修成分や保水力、艶向上成分を配合しています。アシッド6.8Aの対応範囲よりもしっかりした撥水性の残る髪質に使用するための、浸透性の高い薬液をつくることができます。
酸性施術専用に処方された高機能酸化剤

ブロム酸濃度10%の液体タイプの高濃度2液で、pH6.0に調整した低緩衝処方です。吸着性を高めたカチオン化ケラチンが外部からの刺激から保護し、内部成分の流出を抑えます。消臭成分としてカキタンニンを配合した、酸性施術専用の高機能酸化剤です。

ブロム酸濃度10%のクリームタイプの高濃度2液で、pH6.0に調整した低緩衝処方です。補修成分のカチオン化ケラチンが毛髪のダメージを補修し、水分バランスを整えることで毛髪のうねりを抑制します。消臭成分としてカキタンニンを配合した、酸性施術専用の高機能酸化剤です。
こんなときアンセス!
パーマやカラーの繰り返しで毛先にパサつき・乾燥が目立つ
アルカリ薬剤で起こりやすい硬さが出ず、酸特有の質感で毛先まで柔らかく仕上げます。
ダメージが蓄積してアルカリの薬剤はちょっと怖い
酸性だから傷まないわけではないですが、アルカリ薬剤に比べ髪への負担を軽減できます。パーマすると褪色が心配
キューティクルを過度に開かないのでカラーの色味を保ちながら施術が可能です。伸びると不自然になるのはイヤ
ナチュラルで馴染むスタイルを作るので時間が経っても根元が折れたりしません。よくあるご質問
Q.ブリーチ毛にパーマをかけられますか?A. 毛髪の体力が残っていれば可能です。
髪に弾力はあるかどうか(ドライ・ウェット両方で確認)、サロンブリーチかホームブリーチかをご確認ください。
Q.矯正毛にパーマはかけられますか?
A. ホット系がオススメです。
強すぎるとダメージし、弱すぎるとかからない可能性が。
コールド=ロッド+薬剤→熱処理毛に強い薬は向かない
ホット系=ロッド+薬剤+熱→加わる力が増えるのでダレない
矯正毛に強アルカリを使うと戻るリスクがあるので、酸性の薬剤がオススメです。
Q.強いクセのある髪でも伸ばせますか?
A.適材適所で無理はしないのが一番です。
クセの場合はダブル還元の活用がオススメです。場合によってはアルカリが必要な髪もあります。
アルカリでやること、酸性でやることをしっかりとすみ分けして考えることも必要です。
こんなお客様にオススメ
・ダメージが蓄積してアルカリを使うのが怖いお客様・毛先にパサツキや乾燥が目立つお客様
・自然なストレートを好むお客様
・パーマのダメージを気にされるお客様
こんなサロン様にオススメ
・パーマメニューの多いサロン様・ストレート比率が多いサロン様
・高単価メニューを探しているサロン様
・他店との差別化を探しているサロン様
特別なメニューづくりが可能
お店のパーマメニュー(カット込み)料金に+3,000円~4,000円
お求めは、全国どこでも最短当日発送のガモウ関西WEBストアで!

頼れる存在&アフターフォロー
安心の正規代理店

14:00までのご注文で
最短当日発送

5,000円(税別)以上
送料無料※
※沖縄・北海道エリアは18,000円以上で送料無料となります
※担当者が定期訪問しているサロン様は8,000円以上となります

この商品をオンライン注文する
24時間、いつでもご注文いただけるWEBストア
取引や商品に関する面談をしたい
こちらのフォームよりお問い合わせください。