The Anchor（ジアンカー）ブリーチ毛・ハイダメージ毛にも！混ぜない簡単酸性パーマ

2023.03.17

The Anchor（ジアンカー）ブリーチ毛・ハイダメージ毛にも！混ぜない簡単酸性パーマ

髪質改善メニュー徹底攻略パーマ剤
Author:亀山成規

ジアンカーTOP

髪質改善のメインストリームといえば酸性ストレート。
だたしこれまで、ダメージレベル４などのブリーチを繰り返した髪やエイジング毛には施術が難しい状態でした。

そこで今回オレンジコスメさんから発売となったThe Anchor（ジアンカー）。
ダメージ⽑やエイジング⽑に対して従来の酸性アイテムでも施術を⼾惑うような⽑髪に対して安⼼かつシンプルなプロセスでのアプローチが可能になりました。
そんなThe Ancorから更に！更に！ハイダメージ毛に特化した新商品が新しく発売されました！その名もジアンカークリーム4.5

オレンジコスメ: ジアンカー4.5クリーム

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✔️ これまで扱いが難しく酸性施術を断念してきたサロン様
✔️ ダメージレベルの高いお客様にも酸性施術を提案したいサロン様
✔️ エイジング毛メインのサロン様
✔️ ハイトーンカラーのご要望が多いサロン様
✔️ これから酸性施術を検討されているサロン様

はぜひチェックてみてください！

目次: ジアンカーとは; ジアンカーのメリット; 成分とスペック; ジアンカー4.5 (クリーム）の薬剤スペック; ジアンカー6.0 (リキッド、クリーム共通）の薬剤スペック; ジアンカーBS10 (リキッド、クリーム共通）の薬剤スペック; ジアンカーの機能成分; 施術方法; ストレートパーマの施術方法; コールドパーマの施術方法; ホットクリープパーマ（つけデジパーマ）の施術方法; ホットパーマ（デジタルパーマ）の施術方法

ジアンカーとは？

ジアンカーはチオグリコール酸システアミンを使った弱酸性の薬液です。
有機酸還元剤であるチオグリコール酸に普通のアルカリではなく有機塩基還元剤である
システアミンをイオン結合（塩結合）させた新しい形の還元剤です。

ジアンカーのメリット

・弱酸性で還元できる
・アルカリが入っていないのでダメージ毛（特にエイジング毛）に使いやすい
・システアミン独特の柔らかさとチオグリコール酸のしっかり感が上手くかみ合っている
・従来のシステアミン製品に比べてかなり残臭が少ない

など様々なメリットがあります。

成分とスペック

薬剤スペックは以下の通りです。

ジアンカー4.5 (クリーム）の薬剤スペック

オレンジコスメ: ジアンカー4.5クリーム

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pH	4.5
チオ換算値	2. 72 %
アルカリ度	0

ジアンカー6.0 (リキッド、クリーム共通）の薬剤スペック

オレンジコスメ: ジアンカー6.0（リキッド・クリーム）

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pH	6.0
チオ換算値	6. 73 %
アルカリ度	0

ジアンカーBS10 (リキッド、クリーム共通）の薬剤スペック

オレンジコスメ: ジアンカーBS10（リキッド・クリーム）

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pH	6.0
酸化剤濃度	10 %

ジアンカーの機能成分

レブリン酸
保湿力が高く、髪にツヤと柔らかさを与える酸性成分です。
熱が加わることでさらに高い効果を発揮します。

キュアテイン（活性ケラチン)
毛髪のケラチンのSS結合に作用する活性ケラチンです。
毛髪強度の向上、システイン酸の産生抑制などの作用があります。

ファイバーハンス
毛髪の主成分であるケラチンと結合し、ハリコシを与える毛髪強化剤です。
キュアテインとの相乗効果で、より高い補修効果を発揮します。

各種CMC成分
複数の脂質成分をナノカプセル化することで、内部のダメージ部分を効率的に補修します。
破断強度向上、保水性の向上に加え枝毛や切れ毛の抑制にも期待できます。

コレステロール（リキッドに配舎）
ナノエマルジョン化した魚由来のコレステロールです。
ナノエマルジョン化することで脂質をより深く浸透させることができ高い保湿力に期待できます。

エレカラクトシ（クリームに配合）
ダメージを受けたキューティクルを補修する作用があり、広がりを抑えまとまりの良い髪に整えます。
熱を加えることで、反応し補修効果を発揮します。

施術方法

それでは、各パーマの施術方法をご紹介します。
一緒に使用することで効果が増すセットアイテムも合わせてチェックてみてください。

ストレートパーマの施術方法

STEP1:ドライカウンセリング～プレシャンプー

髪のダメージレベルをチェックしてください

■おススメアイテム
残留シリコーンや樹脂成分をオイルクレンジング感覚で除去します

オレンジコスメ: オレンジリムーバーシャンプー

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STEP2:前処理～ウェットカウンセリング

シャンプー後にファイラメをダメージ部分にしっかりと揉みこみます。
その後チェンジリンスで全体になじませてからしっかり流しタオルドライ。
ウェット状態で毛髪の弾力や水の含み具合（弾き具合）を確認します。

■おススメアイテム
CMC成分をたっぷり補給し、コルテックス間の細胞間脂質を補修します。

オレンジコスメ: ファイラメ

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STEP3:１剤塗布～放置タイム

オレンジコスメ: ジアンカー6.0（クリーム）

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ワンパネルづつ根本を1cm程度あけて塗布します。
※毛先などダメージ箇所には弱い薬剤や塗布時間を短くするなど負担を減らしてださい。
※薬剤塗布した部分に対して3～4回転負けロッドを還元チェック用に2～3巻いておきます。
※放置時間は髪の状態によって増減してください。

■放置時間の目安

髪のダメージ	加温の場合	自然放置の場合
ダメージレベル3	5～10分	10分～20分
ダメージレベル4	NG	～10分
ポーラス	NG	NG

STEP4:還元チェック～中間水洗～シャンプー

放置タイム終了後、還元チェック用に巻いておいたロッドを優しく外し、ループの大きさをチェックします。
ループの大きさがチェック用ロッドの1.5倍程度なら還元ＯＫです。
シャンプー台で1液をしっかり流し軽くシャンプーします。

※中間水洗は必ずシャンプー台で行ってください。還元剤が残ったまま2液処理すると酸化不足になりダメージの原因となります。
※特にダメージが大きい箇所にはファイラメで処理してください。

オレンジコスメ: ファイラメ

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STEP5:ドライ～アイロン操作

根本を中心に温風で50％程度乾かした後、全体を冷風で乾かします。
※触ると少し水分が残っているように感じる程度乾かします。
その後180℃に設定したアイロンで処理します。
クセの強い部分はプレス式、クセの戻りがない部分などはスルー式が基本です。

アイロンの設定温度の目安

基本的には、根元～毛先まで180℃設定ですが、毛量やダメージ度合いによって、スライスの厚み、アイロンのスピードなどを調整してください。

STEP6:2液処理～ロッドアウト

オレンジコスメ: ジアンカーBS10（クリーム）

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ワンパネルづつ丁寧に塗布します。
放置時間：15分が目安です

■おススメアイテム
2液に5～10%添付して使用。毛髪にハリツヤを与え髪本来の強さを保ちます

オレンジコスメ: ポリフラボTR400g

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STEP6：プレーンリンス～後処理～仕上げ

放置時間終了後ロッドアウトしシャンプー台で2液をしっかり洗い流します。
2液水洗後、必要に応じて後処理しトリートメントで仕上げます。

コールドパーマの施術方法