GAMO KANSAI WEB MAGAZINE

セミナー・イベント

ロンドンの最先端サロンhobのアカデミーで学ぶ

Editor

梅村 直顕
梅村 直顕

2016.02.18 Thu

ロンドンを代表するhob hair salon.
カムデンタウンに位置するこのヘアサロンは、BHAで3度のグランプリを獲得したAkin koniziを初め、WELLA トレンドビジョンのSTYLIST OF THE YEARにノミネートされたり、COLORIST OF THE YEARのGOLDに輝いたスタッフがいたり、チームとしてもアーティスティックチームオブザイヤーを獲得するという、最も勢いのあるチームを有しています。現在26店舗680人のマンモスサロンです。

 
このロンドンバルセロナツアーの一番の目玉といえる「hobアカデミー」は、美容師として大切にしないといけない哲学、姿勢をモデルデモを通して伝えてもらい、時代の先端を捉えるインスピレーション、そしてそれをカタチにする基本に忠実な技術を現地のモデルを使って実習形式で3日間“がっつり”学びます。



hob モデルデモンストレーション


今回のモデルデモでは、創設者の1人でありDIRECTORのアキン氏を中心にアーティスティックチームオブザイヤーを受賞したメンバーが勢揃い。hobの美容哲学と姿勢を交えながらロンドンらしさ満載のスタイルを披露していただきました。トークの内容は本当にボリューム満載すぎて全てをご紹介することはできませんが、いくつか。

Wowを創造する


私達はスタイルの創造に限らず、何でも最初は目的から始めます。
そして、ヘアサロンは1つのチームなのだから、その目的を共有できていないといけないね。
カットをして、相手をハッピーにして、自分をハッピーにして、そして対価を頂くこと。
報酬を目的にしてはいけない、それは結果としてついてくるものだよ。




お客様や、そのスタイルを見た人が思わず「Wow」って言っちゃうようなスタイルを作ろう。
「ああ、良い髪型だね」ではなくて「すごい綺麗だね!」って。
その為には1.似合わせ 2.技術 もう一つは何か分かりますか?
それはファッショナブルであること。その3つが揃ってはじめてWowが生まれます。



たとえば、今は「Wow」って思える靴や服、ヘアスタイルも一年後に見ると「あぁ、イイね」ぐらい見えてしまうかもしれない。造形は同じなのに、時代によって受け取り方が違う。その時だから革新的に見えるファッションを過信したり、ファッションに左右されてはいけない。



80’sのリバイバルにも見られるように、時代は巡って繰り返される。私達は、その時に犯したミスを繰り返さないようにすることが必要。そのミスっていうのは、ただ単に奇抜なものを求めすぎたことです。本当の美というものは普遍的でシンプルなもの。それに時代性を当てはめることがファッショナブルということ。



チャレンジと失敗から人は学ぶ。同じことを繰り返しているだけでは、失敗はしないかもしれないが成長もない。リスクを負ってもいないし、自分の美の追求にもなっていない。やってみないと分からないことって一杯あるでしょ。美容師というのは創造性とスキルの拡張を常に続けられる人種なのです。あなたにとって先生とは僕ではないし他の講師でもない。先生はあなた自身だから、常に目の前の仕事に問い続け、自分に問い続け、改善を続けてください。



万人受けはしなくても、彼女の周りの友人達にはクールと言われること。
人にはグループが存在する、そのグループの中にいる彼女をイメージすることが大切



カウンセリングと言う言葉があるが、hobではカウンセル(相談)というより、常に提案をするようにしている。
目の前のものに対して、わからないではプロフェッショナルとはいえないでしょ?いつも考えるということは美容師にとって必要なことだと思う。



目を使い、何がこの人にあっているのか、何が必要ないのかを見抜かないといけない。
また、その時思ったことも後で他の要素と交わった時に考えが変わるかもしれない。
だから、常にやり直しがきくテクニックを心がけることも大事。
自分の中にビジュアルができているが、そのビジュアルを100%信じてしまうこともだめ。



ダイアグラムは出来るだけ描きましょう。技術を理論的に考える事はとても大切。デザインをコントロールするためには、自分が行っていることをちゃんと理解することが必要。音楽家が楽譜を残すようにデザインを記録しましょう。



お客様から、「私にはそのヘアカットは似合わない」と主張してくる方が意外に多い。しかし、そのスタイルが似合うと思ったら、かなりしっかり説得するようにする。



時には手を止めて、じっと考える時もある。美容師にとって技術は大切だけど、それだけではなにか足りない。やはり、フィーリングがとても大切なんだ。



クリエイティブなスタイルというものは、それだけで自分をお金持ちにしてくれるものではないということは理解している。…が、美容師として仕事をしている以上は、美の追求はずっと続けたいでしょ?そして、そこから得たインスピレーションが次のサロンワークに繋がり自分の価値を高めてくれるんだ。










hob モデル実習


午前のモデルデモンストレーションの後は、現地のモデルを使った実習を3日間。マンツーマン形式で、モデル実習を通してカウンセリング~カット~フィニッシュワークまでをじっくり学んで頂きました。まるでhobチームの一員になった感覚で、本当に貴重な体験だったと思います。








美容の源流を感じる濃密な3日となったhobアカデミー。
来年は是非、ご参加下さい☆


80’sロンドンを感じる映画


講師のダレンが、80’sのロンドンのファッション、カルチャー、ヘアスタイルを見るのにオススメしていた映画「This is England」。ダレン曰く「ストーリーは、イングランドのダメな所を丸裸にしているような映画だから個人的にはあまり見てほしくないけど(笑)、ファッションやスタイルはリアルなロンドンで参考になりますよ!」

Editor

梅村 直顕

企画室ディレクター

梅村 直顕

ガモウ関西 企画室 ディレクター。ヘアサロンからメーカー、社内広報物のWEBとグラフィックのディレクション・デザインに従事。

カテゴリ一覧

  • 商品情報
  • 販促・ブランディング
  • セミナー・イベント
  • カルチャー
  • 松井塾