【パームズラボ】美容師が作った理想を叶える “真”酸性パーマとは⁉

2022.12.23

【パームズラボ】美容師が作った理想を叶える “真”酸性パーマとは⁉

パーマ剤
Author:青山実央

パームズラボメインビジュアル

近年、酸性パーマ・ストレートのアイテムは多くでてきていますよね。
酸性アイテムを使用している方のお悩みとして、
「傷みにくいけどかかりにくい…」「しっかりかけたいけど、技術的に難しい…」
などをよく耳にします。

そんなお悩みを解決するためにできたのが2022年7月に発売された「パームズラボ」です。
シャウルデッサン黒木氏・リアン畠山氏などパーマを愛する美容師チームがパーマを愛する美容師さんのために開発した「傷めない×しっかりかかる×使いやすい」を叶えた理想の新技術となっております！

目次: パームズラボの3つの特徴; ①『真酸性』で傷めない！; ②世界初の新成分【C.F.A.】でしっかりかかる！; ③【pH別】×【タイプ別】の組み合わせでシンプルで使いやすい！; 毛髪のレベルに応じた薬剤選定の対応目安; 使用方法; こんなサロン様におすすめ！; こんなお客様におすすめ！; 商品ラインナップ

パームズラボの3つの特徴

①『真酸性』で傷めない！

酸性領域とは化学的に「pH7.0」以下を指しますよね。
しかし等電点がpH5.5の髪にとってはpH5.5~7.0も「アルカリ域」になり、髪が膨潤や軟化を起こし髪が痩せて強度の低下につながってしまいます。
パームズラボは“髪を痩せさせない“という想いから、pH5.5以下の【真酸性】にすることにより、膨潤や軟化をさせず、還元だけ、もしくは収れんによりハリを与えながらカール、ストレート施術を完成させます。

　

状態	ダメージヘア	エイジングヘア	カバー成分
S-S結合の状態	・ダメージによるシステイン酸の発生	・量が少ない	●還元型ケラチン
親水化の状態	・ケラチンのタンパク分解・CMC脂質の溶解	・CMC脂質が少ない	●カチオン型18MEA ●熱反応型疎水化成分（エルカラクトン）
ボイドの状態（髪の空洞）	・ダメージ部から拡大	・毛髪全体に発生	●3種類のセラミド ●アミノ酸系CMC成分 ●ペリセア
キューティクルの状態	・損傷、はがれがある	・枚数が少ない	●カチオン型キトサン ●マレイン型ポリマー

パームズラボは真酸性ベースであることに加え、「マルチカバー」処方でダメージ要素を全方位ケアしながら髪を痩せさせない施術を叶えます！

主に痩せさせたくない髪の対象であるダメージヘア、エイジングヘアに対して「S-S結合」の状態、「親水化」の状態、「ボイド（髪の空洞化）」の状態をしっかりと補修と補給をすることで全方位ケアをすることができます。

②世界初の新成分【C.F.A.】でしっかりかかる！

パームズラボでは、パーマ分野で世界初となる新成分の“酸還結合体”【C.F.A.】により、S-S結合をサポート架橋してくれます。
これにより、真酸性なのに放置時間も短いのにしっかりかかるという今までにない効果を叶えてくれるアイテムとなります。

S-S結合サポート架橋画像

また、ヨーロッパ（EU）でも特許を取得した独自開発成分を配合することで、還元プロセス中に毛髪表面に特殊な網目状の被膜を作り、酸化プロセスにおける形状記憶効果を促進して効果を高めてくれます。

③【pH別】×【タイプ別】の組み合わせでシンプルで使いやすい！

酸性パーマは「pH調整に手間がかかる、ベース剤の混合がややこしく、難しい…」などのデメリットをお持ちの方も多いのではないでしょうか？

パームズラボはクリームとリキッドでそれぞれpH4.0とpH5.5のベース剤をラインナップとしシンプルに使用できます。
還元濃度などのスペックはすべて共通（システアミン:４％/チオ:２％）なので，簡単にpH調整や粘度調整も可能となっております。
さらに追加の還元剤はGMTのみで“美容師さんの使いやすさ”をとことん追求した技術となっております！

使いやすさ解説写真