2022.05.09
【クオライン アシッド】あのクオラインから待望の酸性ストレート登場!
パーマカテゴリで長年根強い人気を誇るメーカーのアリミノさんから、待望の酸性ストレート、「クオライン アシッド」が発売されました。
ブリーチ、ダブルカラー、エイジング毛など、複雑なダメージをもつクセ毛のお客様へ『髪質改善』の高付加価値メニューとしてご提案が可能な酸性ストレート。
ブリーチをしていてもストレートスタイルをご希望されるお客様も増えていると聞きますし、すでに導入されていらっしゃるサロン様も多いかと思います。
酸性ストレートを導入されていないサロン様、薬剤を検討中のサロン様、すでに導入されていらっしゃるサロン様も最後までご覧いただけましたら幸いでございます。
クオライン アシッドの3つの特徴
①バッファー機能を持つ3種のアシッドクリーム
クエン酸バッファー(クエン酸Na)を高配合。毛髪軟化成分同濃度のアシッドクリーム3種で思い通りのスタイルが可能です。
②デザイン提案の幅を広げる組み合わせ
酸性域でやわらかい質感・ツヤを表現できる「ブチロラクトンチオール」とストレートで熱促進される特性とハリを与える「チオグリコール酸」の組み合わせで、しなやかな質感のツヤ感を表現します。
③上質なツヤ髪に導くセラムスムース処方
クオライン共通の熱保護成分「ベタイン」配合で熱変性を抑えます。
補修・保湿効果のあるセラム成分を配合。エルカラクトンが熱に反応し、しなやかさとまとまりを与え、髪にツヤをまとわせます。
商品ラインナップ
毛髪軟化成分:ブチロラクトンチオール
TG換算濃度:33%
毛髪軟化成分:チオグリコール酸アンモニウム
TG換算濃度:1.9%
毛髪軟化成分:チオグリコール酸アンモニウム
TG換算濃度:1.9%
毛髪軟化成分:チオグリコール酸アンモニウム
TG換算濃度:1.9%
施術プロセス
①カウンセリング・毛髪診断
ダメージレベルや施術履歴をご確認ください。
②プレシャンプー
余分なスタイリング剤などを洗い流します。
③ファーストクリーム薬剤選定
毛髪履歴やダメージレベルに合わせてクリームを選定します。
薬剤選定表
アシッドクリーム |
pH6 |
pH5 |
pH4 |
ダメージレベル |
3 |
3~4 |
4 |
毛髪履歴 |
カラー
コールドパーマ
|
ブリーチハイライト
ホット系パーマ
|
ブリーチ |
毛髪明度 |
14Lv以下 |
14~15Lv |
16~17Lv |
☆迷った場合は先ずはpH5を使用してください
☆SPオイルとの基本比率は10:1です
濃度
|
組み合わせ比
(アシッドクリーム:SPオイル)
|
pH |
TG換算濃度
(総還元力)
|
最大 |
6:1 |
6/5/4 |
6.3% |
基準値 |
10:1 |
6/5/4 |
4.7% |
最小 |
20:1 |
6/5/4 |
3.4% |
注! 最大濃度「6:1」以上に濃い設定では使用しないでください
④ファーストクリーム塗布
シャンプー後、髪を抑えるように優しくタオルドライし、ウェットの状態でファーストクリームを塗布します。(ウェット状態の目安は髪を握った時にやや水がしみ出る程度)
塗布のポイントは、根元から1cm空けてコーミングは少なく指でしっかりとなじませます。
注! 必ずグローブを着用してください
⑤自然放置
放置時間は塗布終了時間からラップをして20~30分。
ダメージレベル3~4で30分、4以上は20分です。
⑥毛髪チェック
放置時間の10分前に荒歯のコームでコーミングし、毛髪チェックを行います。
コーミングした時に以下の状態になっていれば、放置時間後プレーンリンス・シャンプーを行います。
・縮れていない
・コームに髪がまとわりつかない
・触って髪に芯がある状態
⑦中間水洗・シャンプー
プレーンリンス後、優しくシャンプーします。
SPオイルの余分な油分を取り除くことで、セカンドクリームののりが良くなり、仕上がりの質感が向上します。
☆プレーンリンスの目安時間は2分
☆シャンプーは優しく泡立てる程度で2分
☆最後のお流しはしっかりと2分
⑧ドライ
温風で乾かしはじめます。
水気が減ってきたら冷風に切り替えて7割ドライ※で仕上げます。
※髪に触れ、湿り気を感じる程度。アイロン時、水蒸気は出るが「ジュ」と音が出ない程度。
冷風に切り替える事でオーバードライを防ぎ、アイロン施術注の乾きを軽減することができま
す。
⑨アイロン
スライス
スライス幅は1cm以内にし、髪の面が整うようにコーミング。
引き出し角度は90度で適度なテンションをキープします。
☆テンション目安はクセがしっかりと伸びている状態
アイロン根元
アイロン温度180℃で、テンションかかった毛髪にアイロンで熱をゆっくりと加えます。
目安時間はアイロン幅3cmの場合12cm4秒。
☆アイロン後ツヤがしっかりと出ればOKサイン
アイロン毛先
アイロン温度180℃で2~3スライスまとめてアイロンします。
目安時間はアイロン幅3cmの場合12cm3秒。
☆毛先が乾いてしまった場合はウェットタオルで水分補給
⑩アフタークリーム塗布
クオライン アフタークリームを使用します。
☆使用目安:ファーストクリームと同量以上
☆塗布方法:根元から毛先までたっぷりと塗布
☆スライス幅:約3cm以内
⑪自然放置
ラップなしで10~15分自然放置します。
⑫プレーンリンス・アフターケア・仕上げ
プレーンリンスの目安は2分。
クリームを十分に流してトリートメントで仕上げます。
プロセス動画
分かりやすい動画もございますので、よろしければご覧ください。
使用モデルBefore&After
●状態 ダメージレベル3
●レシピ SPオイル:pH6クリーム⇒1:10
Before
After
使用上のご注意
☆顔面や首筋の皮膚に付いた場合は、直ちに洗い流し落としてください。
☆根元は1cm程度あけて塗布してください。
☆必ず手部岐路を着用してご使用ください。
☆加温して使用しないでください。
☆必ず「使い方」に記載されている商品と組み合わせて使用してください。
☆使用に際しては高度な理美容技術を必要とします。美容室、理容室以外では使用しないでください。
☆必ず使用直前に混合し、当日に使い切ってください。
☆頭髪以外には使用しないでください。
☆パーマ剤との組み合わせ又は混合して使用しないでください。
☆使用後は必ず洗い流してください。
お取引や商品に関するご相談について
お電話またはメールフォームにて承っております。
まずはお気軽にご相談ください!
相談する
Author:仲村 早織