美容師さんのクリエイションが
アートとして京都の街に広がった11日間
4/30 – 5/11 another place KYOTO

KHAの受賞 / ノミネート作品を、京都で開催される国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE」の公募型アートフェスティバル「KG+」の一環として展示しました。
この展示は、「コンテストで評価されるだけがゴールではないー。」という想いのもと、作品を“アート展示”として美容師さん以外の一般の方へ波及させる試みです。また、気に入った作品を実際に購入できるNFTを一部の作品では導入しました。
印刷され、こだわりの空間の中に展示することで、髪の毛に始まり写真としての説得力や、空気感・質感といった“作品としての重み”を来場者に伝える構成にしました。

会期中の来場者は美容業界だけに留まらず、KG+という写真を軸とした芸術イベントの枠組みの中で、一般のアートファンや観光客など美容業界外の来場者も数多く足を運んで下さいました。来場者からは「美容師さんがこのような活動をしている事を知れてよかった。」「ファッションフォトとしても非常に完成度が高い」など感動して帰られる方がほとんどで、外国の方は作品の前に立ち、胸に手を当て作品を自分の中で反芻する様子が度々見られました。




美容師さんにとって アートとは
美容師さんによる作品が、一般の方々に鑑賞され、そして語られ、刺激を与えた。それは、これまで業界内で完結しがちだった美容師さんのクリエイションが、新たなステージへの小さな一歩が芽吹いたと肌で感じました。
今後、KHAをはじめとする美容師さんの作品が、アートやファッションの文脈の中でも広く認知されていく可能性を感じさせる11日間となりました。